DVD ジェネオン エンタテインメント 2004/05/21 ¥4,935








荒野にあるカジノ。そのルーレットで、バカヅキしている男がいた。

店を潰しかねないその強運に恐れを抱いた店の者は、カジノで暮らしている“黒服の男”を呼んだ。その男はルーレットの台にやってきて、バカヅキしている男にそっと触れる。

彼はそのまま席を離れ、スロットマシンを1回だけ回して立ち去った。

バカヅキしていた男の運は尽き、スロットマシンは「777」を出す。男は他人に触れることで、運を奪う能力を持っていた。

黒服の男はその直後、カジノで暮らす老人に会う。「私はここを去ります」そう告げた黒服の男に、老人は「お前を引き取り、育ててやった恩を忘れたか」と言う。黒服の男は一顧だにせず席を離れ、エレベーターに乗る。

だが、そのエレベーターが“運悪く”止まってしまう。老人はゆっくりエレベーターにやってきて、黒服の男に触れる。「お前の能力を育ててやったのは私だ。お前はこれから、ただの人になる」

老人は“世界で最も強運の男”だ。彼は周囲の人間の運を、触れることで全て吸い取ることができる。

黒服の男はズタボロにされ、カジノを放逐される。



・・・七年後。

闇の世界では不思議なゲームが行なわれていた。参加者は自分の大切なものを賭け、強運だけを頼りにその賭けた品物を奪い合う。

ある日、一人の男が病院に収容された。飛行機の墜落事故に遭い、唯一の生存者となった男だ。彼は強盗をして逃げる途中だった。ほぼ無傷で生き延びた彼は、警察の監視下に置かれていた。

その生存者の許に“黒服の男”がやってくる。「ここから逃げたくはないかね? 手引きをしてやろう」「何が目的なんだ」「あるゲームに参加してもらう」

闇の世界で行なわれている不思議なゲームの頂点には、あのカジノの老人がいる。その老人と戦う強運は黒服の男にはもうなかった。

だが、運に対する知識はある。強運の男をマネジメントして、老人と戦うことを黒服の男は考えていた。

運に対する知識を持った男、そして飛行機事故から無傷で生還するほどの強運を持った男。さらに、“犯罪者でもある生存者”を追う女刑事も強運を持った人物だ。また主人公コンビのライバルも登場する。彼は、生涯一度もかすり傷を負わなかった強運の闘牛士だ。

“世の中には、周囲の不幸を吸い上げて自らの強運にできる特殊な人々がいる”

彼らは闇の世界のなかで、自らの巨運をテーブルに乗せ、周囲の不幸な人々を巻き込みながら“運”によるバトルを繰り広げていく。

そして、最後に立ちはだかるのは“世界一の強運”を持った老人だ。彼が自らの強運に目覚めた“過去”とはいったい何なのか。そしてバトルの結末はどうなるのか。





面白かったです。

マジックも「運」に頼りますが、将棋なんかと同じく「思考」の方が大事なゲームです。

それとは逆に、この映画は「運」だけに頼っているのに、話もしっかりしていて、ハラハラさせられる展開もある。

久々に当たりでした


漫画「Ω tribe」はこれをパクッたんかね?随所にかぶるシーンがあるけれども(・・?)




オススメ



では

さらば

コメント

憎悪
2006年4月12日16:25

懐かしいですね。林を目隠し爆走がヤバイ映像でしたねw
絶対やりたくないorz

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